社団法人全国ベビーシッター協会(以下「協会」という)は、厚生労働省の許可する公益法人で、在宅保育の意義を社会に知らせ、保育サービスの進展に貢献することを目的に平成3年に厚生省の認可を得て設立された。また、保育サービスを提供する人たちの役に立つ事業を進めていくこともこれから協会に求められていることである。
また、協会に加盟している全国各地のベビーシッター事業所との連絡調整が最も重要な事業の一つ。そのため、毎年4~5回組織交流会を開催し、協会事業の報告や説明、情報交換などを行っている。また、加盟事業者の実態調査を行うなど調査研究も行っている。また、「ベビーシッター新任研修会」、「ベビーシッター現任I研修会」を各地で実施している。
協会は、質の高いベビーシッターを輩出するため、養成・研修・資格取得制度を設けている。近年、ベビーシッター認定制度を開始し、試験の実施や認定証の交付を行っている。また、認定ベビーシッター資格取得指定校の指定、や資格取得者(卒業者)への認定証の交付も行っている。3日間の新任研修会では基本的知識を習得させることを目的に、現任研修では専門的知識や技術の習得を目的に各3日間開催されている。また、経営者研修も行っており、ベビーシッター事業の社会的役割や児童育成支援等の行政の状況などについて研修が行われている。
ベビーシッター育児支援事業では、協定を締結した事業主に勤務する職員が、就労のためにベビーシッターサービスを利用した際に割引券を発行している。また、双生児など多胎児の保育を行う保護者がリフレッシュのためにベビーシッターを利用した場合にも割引券を交付している。産前産後の休業取得中に、検診や体調不良などによりベビーシッターを利用した場合にも、補助をしている。
ベビーシッターやその利用者の実態を調査することで、在宅保育サービスの実態を把握することにより、事業内容の向上などを図っている。そのほかも、ベビーシッター研修のあり方に関する研究や、リアルタイムな情報を提供する広報出版、子育て中の保護者を対象とした育児セミナーの開催している。